土地の上に家を建てれば快適な暮らしが待っているわけではありません。理想の注文住宅を建てた場合でも同様で快適な暮らしを実現するためには整えて置かなければいけないことがあります。それは生活インフラやライフラインなどと呼ばれるもので、それが整備されていない状態ならいくら希望通りの注文住宅を建てても暮らしは不自由なものになってしまいます。ライフラインなどと呼ばれる生活インフラとはいったい何かと言えば、電気やガスそして水道などが含まれます。
電気が通ってなければ安定した電化製品の利用はできませんし、ガスがなければ電気で代用することも可能ですが一般的な家庭なら不便を生じます。水道が通ってない場合はトイレやお風呂をはじめ料理などに支障が出ます。その状態でも理想の注文住宅で暮らせるなら快適だと言える人は決して多くはないでしょう。生活インフラは全ての土地で共通しているものではありませんし地域ごとに共通している訳でもないです。
周辺に住宅があるから問題がないと判断することもできません。もちろん使用することができない状況である可能性はほぼ無いですが使用できる状態にするための費用に差があります。敷地内にまで引きこまれている場合なら住宅建築時に接続する程度の工事をするだけで使用できる状態になりますが、敷地内に引き込むための工事をしなければいけない状況なら工事費が高くなります。何かと入り用な注文住宅建築なので避けられるなら避けたい出費です。